NEDO懸賞金活用型プログラム/
量子コンピュータを用いた
社会問題ソリューション開発

2024年度〜2026年度

ニュース

メッセージ

 量子コンピュータの実現に向けて、世界的に激しい研究開発競争が始まっていますが、量子の世界は未だ黎明期であり、新たな視点や多様な発想が求められています。また、量子コンピュータによる革新の実現には社会課題の解決や産業創出に向け、様々なアプリケーション・ソフトウェア開発がますます重要になっています。

 本事業では、手厚い教育プログラムやマッチング機会の提供に加え、多額の懸賞金や最新の研究開発環境など、多様なサポートが揃っています。 これらを是非ご活用していただき、様々なバックグラウンドをもつ方々に量子コンピュータの世界に飛び込んでいただくとともに、多くの方の知見を結集させ、量子コンピュータを活用する課題と解決策を集め、日本の量子コンピュータ産業の発展がさらに加速していくことを期待しています。

 量子というとなかなか参入障壁が高いと思われますが、様々な分野の人が自身の強みを量子コンピュータというフィールドで必ず活かすことができると思っています。私の想像を超える多様で自由なアイデア・研究に出会えることを楽しみにしています。

藤井啓祐 氏

藤井啓祐 氏

審査委員長
大阪大学大学院基礎工学研究科教授

事業概要

量子コンピュータのハードウェアは高度化が進んでおり、実課題解決に足る能力を備えつつあります。本事業では、高度化が進むハードウェアに対し遅延なくユースケース開発を進めるとともに、量子コンピュータを用いたソリューションを開発できる量子人材を増やしていくために、3つの枠組みを用意し、多くの方々のご参加を募集しております。

【課題解決案募集】2025年4月初旬頃開始

課題募集でご応募いただいたさまざまな課題に対して、解決案を募集します。量子コンピュータ分野での専門家はもちろん、この分野へ飛び込みたい方も歓迎します。募集時期は4月頃を予定しています。詳細は解決案募集をご参照ください。

※応募開始前でも事前の問い合わせを受け付けます。

【課題募集】追加課題を継続して募集中

既に量子コンピュータに関する課題に取り組んでいる方のみならず、日々社会課題に向き合う事業者からも「課題そのもの」を募集することで、幅広くソリューションの可能性を追求します。

【参入者募集】募集終了

量子コンピュータに取り組み始めた方や、これから挑戦したい方に対して、教育プログラムをご用意しております。量子コンピュータに関する知識を学び、ご自身の課題に取り組むことはもちろん、課題解決案募集へのご参加も大いに期待しております。

1. ビジネスの方へ

【自社課題を提示したい方】

本プログラムでは参加者が革新的なアプローチで問題解決に取り組む機会を創出します。

【量子技術を社内に取り込みたい方】

この機会に量子技術を社内に取り込みたい、というモチベーションでのご参加も歓迎します。

2. 研究開発を行いたい方へ

【量子コンピュータ専門家と組んで研究開発したい方】

本事業では社会的に価値ある課題案を広く社会全体から募集します。これまで量子コンピュータによるソリューションの対象となっていなかった分野も含めて利用の拡大を図るため、既成概念に囚われず奮ってご応募ください。応募された課題案は専門家の議論を経て最終化されます。

【自ら量子コンピュータを使って研究開発を行いたい方】

産総研のG-QuATをはじめとする最先端の量子コンピュータが開発環境として無償で提供されます。

3. 量子を学びたい方・学ばせたい方へ

最先端の量子コンピュータの活用方法をハンズオン支援を受けながら学ぶ機会を提供します。

4. 懸賞金に関心のある方へ

総額約2億円、優勝賞金4,000万円(2位2,000万円、3位1,000万円を各領域ごとに授与)というNEDO Challengeとしては過去最大規模の賞金を用意していますので、奮ってご応募ください。

解決案募集説明会

解決案募集に関する説明会を2025年4月22日に開催しました。

説明会資料

  1. 解決案募集説明会資料
  2. 説明会Q&A(後日更新予定)

説明会動画

後日更新予定

教育プログラム・課題募集説明会

本事業および教育プログラム・課題募集の内容について説明会を開催しました。

説明会資料

  1. 教育プログラム・課題募集説明会資料
  2. 説明会Q&A

説明会動画

公募を締め切り、説明会動画の掲載を中止いたしました。

日程

日程
スクロールできます
  • 2024年10月30日〜12月13日
    • 課題募集期間
    • 量子参入者(教育プログラム)募集期間
  • 2025年1月中旬
    量子参入者募集(教育プログラム)
    結果通知
  • 2025年1月中旬〜2025年4月中旬
    量子参入者枠
    教育プログラム実施
  • 2025年4月4日〜2025年6月中旬
    解決案募集期間
  • 2025年7月中旬頃
    解決案募集結果通知
  • 2025年7月〜2026年7月中旬
    研究開発実施
  • 2026年7月中旬頃
    成果物提出
  • 2026年9月中旬〜10月上旬
    表彰式
  • 教育プログラムに参加いただける方には事務局よりご連絡します。
  • 解決案応募のスクリーニングを通過したものに対しては開発環境の提供および専門家(メンター)によるメンタリングを受ける機会を提供します。

解決案募集

課題募集にて選考された課題の解決を目指す方のうち、NEDOの提供する計算環境を利用したい方を募集します。

懸賞課題

以下の懸賞課題を参照し、取り組みたい課題を選択ください。

懸賞課題をダウンロードする

応募資格

応募の代表者は以下の条件を満たすものとします。

原則、日本国に籍を有する者(法人、個人、グループ)が代表者として応募することとし、当該エントリー者が日本国内に本申請に係る主たる技術開発のための拠点を有していること。ただし、エントリー代表者が法人としてエントリーする場合は代表法人が日本国内に本申請に係る主たる技術開発のための拠点を有している場合、エントリーすることができることとする。また、エントリー代表者が所属法人と関係なく、個人としてエントリーする場合は、エントリー代表者が日本国に籍を有している場合、エントリーすることが出来ることとし、エントリー代表者が外国籍の場合、日本国内に居住していることに加え、日本の企業/大学等の団体に所属していることの証明または日本の企業/大学等からの推薦を必要とする。

その他詳細な条件は応募要項をご参照ください。

応募書類

下記の応募様式をダウンロードし、「応募方法」内の応募するボタンより記入済みのファイルをアップロードしてください。詳細は応募要項をご参照ください。

上記書類のほか、応募フォームにも応募要件への確認、利用を希望する計算環境、確認事項に関する記入が必要となりますので、ご留意ください。

募集期間

2025年4月4日 -2025年6月16日正午まで

スケジュール

* 自ら用意した計算環境によって、研究開発を行い、成果物提出を行う場合、解決案募集への応募は必要ありません。

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応募方法

こちらより応募書類をアップロードしてください

応募する
  • 当事業は、応募者からご提供いただく氏名等の個人情報について、個人情報の保護に関する法律および関連法令を遵守し、 本応募およびこれに関する当事業の目的にのみ使用します。

留意事項

  • 提供開発環境の利用に際しては参加条件とは異なる要件が課されます。詳細は提供開発環境の項をご参照ください。
  • スクリーニング後、スクリーニングを通過したチームの「応募チーム名」および「選択課題名」を専用サイトにて公開します。

ネットワーキングイベント

2025年3月12日に終了いたしました。詳細は+からご覧いただけます。

量子懸賞金コンテストへの参加者増加と量子産業の発展を目的として、量子ソフト技術者、課題提案者、教育プログラム受講者の方々を対象としたオフラインでのネットワーキングイベントを開催します。開催にあたり、量子ソフト・アルゴリズムの研究開発に取り組んでいる方、課題応募者、教育プログラム参加者を公募します。参加希望の方は以下のイベント概要を確認のうえ、応募フォームよりご応募ください。なお、前半講演会のみとなりますが、オンラインでの参加希望者も併せて募集しますので、応募フォームよりご記入ください。

  • イベント目的:
    課題募集や教育プログラムにご参加いただいた「課題専門家や量子参入者の方々」と既に量子ソフトの研究に取り組まれている「量子ソフト技術者の方々」が交わり、新たなコネクション・ネットワークを形成いただくことで懸賞金コンテストへの参加者の増加と量子産業の発展を図ること
  • 開催日時:2025年3月12日 17:00-20:00 (16:30より受付開始)
  • 会場:大手町ファーストスクエアカンファレンス
  • 開催形式:オフライン(前半講演会のみオンライン配信予定)
  • 募集対象者:解決案募集・成果物募集への参加意欲があり、かつ以下のいずれかを満たす方。
    • NEDO量子懸賞金事業の課題応募に参加された方
    • NEDO量子懸賞金事業の教育プログラムに参加された方
    • NEDO量子懸賞金事業の課題WGメンバーの方
    • 量子ソフト・アルゴリズムの研究開発に取り組んでいる方またはその関係者の方(営業担当の方など)
  • 注意事項:
    • 会場収容可能人数に制限があるため、応募数が参加上限に達し次第、募集を締め切ります。
    • 申込後に参加不可となった場合は事務局まで不参加の旨について、ご連絡ください。
    • 参加可能人数に限りがあり、多くの団体の方にご参加いただくため、同一企業/同一部署からの参加者は2名までとしてください。
    • なお、講演会の内容を後日配信する予定はありません。
  • プログラム:
    • 17:00~17:10 - 事務局より開催挨拶・事業概要および本イベントの説明
    • 17:00~18:10 - 講演会(審査委員長である藤井先生の講演や事務局からの量子課題作成に関する講演、提供予定の開発環境に関する講演を予定)
    • 18:10~19:50 - 参加者間でのフリーディスカッション
    • 19:50~20:00 - 事務局より閉会挨拶
  • 募集期間:2025年3月10日まで(参加上限に達し次第、募集を締め切ります。)
  • 応募フォーム:ご応募いただき、ありがとうございました。ネットワーキングイベントの参加者募集は終了しました。

マッチングプログラム

2025年3月28日に募集終了しました。詳細は+からご覧いただけます。

量子懸賞金コンテストにおける研究レベルの向上、参加者増加、共同研究機会の創出を目的として、コンテスト参加候補者同士の連携を促すマッチングプログラムを実施いたします。様々な専門家、技術者、チーム等と個別対話の機会を得る、絶好の機会となりますので、是非活用をご検討ください。参加希望の方は以下のプログラム概要を確認のうえ、応募フォームよりご応募ください。

  • プログラム実施目的:
    量子懸賞金コンテストにおける研究レベルの向上、参加者増加、共同研究機会の創出
  • 実施概要:
    量子コンテストの参加候補者からの候補者情報および共同研究を望む先の情報を収集し、参加候補者間で情報共有することで共同研究に取り組むパートナー募集・交流促進を図る。
  • 対象者:解決案募集・成果物募集への参加意欲があり、共同研究に取り組むパートナー・アドバイザーを探している方。
  • 募集期間:2025年3月28日まで
  • 実施期間:2025年4月30日まで
  • 応募方法:
    以下応募フォームより必要事項を記入し、ご応募ください。なお、申込内容検討のための下書き検討用資料もございますので、必要に応じてご活用ください。

課題募集

課題募集は2024年12月13日をもって終了いたしましたが、追加の課題提出を継続してメール(qc-challenge@nedo-challenge.jp)にて受け付けています。詳細は右側の+よりご確認ください。

量子コンピュータのポテンシャルを産業界や社会に広く認知させ、競争力の強化や革新的なサービス提供に繋げるため、さまざまなユースケースを創出することが必要です。しかし、現時点でのユースケースは限られており、量子コンピュータの可能性が十分に発掘されていないという課題があります。
これを踏まえ、本事業においては、以下の3つの領域に分け、多くの方からアイデアを募集しております。課題の応募にあたって、領域は自由に選んでいただいて構いません。迷われる方は、判断の目安を参考にしてください。
提供された課題に対して興味を持つ技術者と知り合う機会もあります。ぜひこの機会を活用していただければ幸いです。

課題募集説明資料をダウンロードする

応募資格

専門知識や業界を問わず、どなたでもご応募いただけます。
自由で創造的な発想を持つ皆さまが、革新的なアプローチで課題解決に挑戦する場を提供いたします。

応募書類

応募書類は、下記の書類をご提出ください。指定された様式以外でのご応募は認められません。

募集期間

2024年10月30日 - 2024年12月13日

*募集期間終了後も継続してメールにて課題を受け付けます。

日程
スクロールできます
  • 2024年10月30日〜12月13日
    応募期間
  • 2025年1月中旬〜2025年3月中旬
    課題WGでの協議・最終化

    ※追加の課題提出も随時受け付けます

  • 2025年4月初旬頃
    コンテスト課題の発表・提案提出開始
  • 2025年7月頃〜2026年7月頃
    採択されたグループによる
    研究開発実施

応募方法

ご応募頂きありがとうございました。12月13日をもちまして締め切りとさせて頂きました。

教育プログラム

教育プログラムは2025年4月4日に提供が終了いたしました。詳細および自己学習教材は右側の+よりご確認ください。

新たに量子ソフトウェア領域に参入される方々(量子ソフト参入者・異分野エキスパート)を対象に、量子ソフトウェアを学ぶための教育プログラムを提供いたします。

応募資格

以下のいずれかを満たす方を対象とします。

  • 国内に居住し、日本の法人(会社、大学等)に所属する方。
  • 日本国籍を有する方。

※ 本プログラムは以下のスキル保持を目安としています

  • 線形代数学の基礎知識
  • プログラミングの基礎知識

その他詳細な条件は応募要項をご参照ください。

応募書類

応募書類は、下記の書類をご提出ください。指定された様式以外でのご応募は認められません。

募集期間

2024年10月30日 - 2024年12月13日

スケジュール

* 自ら用意した計算環境によって、研究開発を行い、成果物提出を行う場合、解決案募集への応募は必要ありません。

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応募方法

ご応募頂きありがとうございました。12月13日をもちまして締め切りとさせて頂きました。

応募する
  • 当事業は、応募者からご提供いただく氏名等の個人情報について、個人情報の保護に関する法律および関連法令を遵守し、 本応募およびこれに関する当事業の目的にのみ使用します。

講義スケジュール

自己学習教材

教育プログラム受講予定者向けに自己学習教材をご案内します。2025年1月から始まる講義の教育成果を一層高めるために、以下の教材をご参考に事前学習に取り組むことを推奨します。

※なお、教育プログラムに参加予定のない方でも本自己学習教材をご利用いただけます。ご関心をお持ちの方はぜひご活用ください

自己学習教材.pdf

留意事項

  • 教育プログラムは日本語での実施を基本とします。
  • 提供される開発環境の利用に際しては参加条件とは異なる要件が課される可能性があります。
  • 教育プログラム参加後に解決案募集に応募する場合には、所属組織に関する情報提供が必須となります。
  • 教育プログラムに参加した方には今後のプログラムの改善のためのアンケートにご協力いただきます。
  • 応募者多数の場合、教育プログラムの参加者を選考することがございます。

提供開発環境

スクリーニング審査を通過した方に国立研究開発法人産業技術総合研究所の ABCI-Q をはじめとする計算環境を提供します。詳細については、本専用サイトにて順次公開いたします。

提供可能性のあるデータ

以下に懸賞課題に関連する提供可能性のあるデータの情報を記載いたします。以下のデータ提供を希望される方は事務局までご連絡ください。なお、以下データの提供については別途定める利用資格が課される場合があり、内容・協議によっては、ご希望に添えないこともあります。また、提供条件について事前に提供者から頂戴している情報は下記の通りですが、詳細については事務局までお問い合わせください。
※データ提供者募集中:本事業に関連するデータをご提供頂ける皆様へ、興味がございましたらぜひ事務局までご連絡ください。

1塩基のトンネル電流ー時間波形データ

  • 関連課題:超高速生体情報解析法の開発(Q-5)
  • データ内容:1塩基、2塩基、および3塩基から構成されるDNAの1塩基解像度のトンネル電流ー時間波形データ
  • 提供条件:無償提供可。提供にあたり、データ提供者との秘密保持契約の締結が必要

病原菌と常在菌の栄養利用データ、細菌のペアワイズ相互作用データ

  • 関連課題:多剤耐性感染症治療プロトコル設計のための量子計算アルゴリズムの開発(Q-6)
  • データ内容:栄養素利用値は細菌が増殖するために栄養素をどのように効率的に利用するかを表す数値データで、互作用係数は細菌間の相互作用が正、中立、または負であるかを表す数値である。
  • 提供条件:無償提供可。提供にあたり、データ提供者との秘密保持契約の締結が必要

人流データ

  • 関連課題:広告場所選定の最適化:人手選定の課題克服と広告効果最大化(C-15)
  • データ内容:人の移動・流れを数値化したデータであり、メッシュに分割されたエリア内に何名が位置していたのかを表すデータを時系列(時間帯別)で提供することが可能です。
  • 提供条件:提供にあたり、データ提供者との「データ利用に係る契約」の締結が必要。有償。(価格はデータの期間やエリア範囲等による。サンプルデータは無償提供可能。)

選考・審査

懸賞金交付等審査委員

役割 氏名 所属
委員長 藤井 啓祐 大阪大学大学院基礎工学研究科教授
委員 上野 裕明 田辺三菱製薬株式会社 代表取締役、日本製薬工業協会会長
委員 荻島 創一 東北大学高等研究機構未来型医療創成センター教授
委員 小柴 満信 Cdots合同会社共同創業者
委員 澤 円 株式会社圓窓代表、武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 専任教員
委員 曽我部 東馬 電気通信大学i-パワードエネルギー・システム研究センター教授
委員 松島 倫明 WIRED日本版編集長
委員 水上 渉 大阪大学量子情報・量子生命研究センター教授
委員 山本 直樹 慶應義塾大学 理工学部 教授
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※今後、審査委員を追加する可能性があります。

懸賞金

Society5.0QoLCool Japan
1位

4,000万円

4,000万円

4,000万円

2位

2,000万円

2,000万円

2,000万円

3位

1,000万円

1,000万円

1,000万円

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※上記のほか、特別賞を授与する場合があります。
​※審査の結果によっては、空位となる可能性があります。

よくあるご質問

※より詳細なQ&Aを教育プログラム・課題募集説明会の説明会Q&Aに記載しております。適宜ご参照ください。

課題募集について

課題応募では連名や複数法人での応募は可能ですか?

連名や複数法人で協力して応募することは可能です。ただし、連携する法人同士での情報の取り扱いなどについては、応募者側で整理・調整のうえ、ご応募いただけますと幸いです。

課題領域の選択において、複数領域を選択しても問題ありませんか?

領域の選択に迷った場合は、複数選択しても問題ありません。内容を鑑み、事務局にて領域を決定させていただきます。

提出された課題を公表する予定はありますか?

提出いただいた課題の一部はコンテスト課題として公表され、外部に公開されることがありますので、その点をご認識ください。

12月13日以降に提出した課題はどのように取り扱われますか?

12月13日以降に提出された課題は基本的にコンテスト課題の検討対象にはなりませんが、専用サイト上で公開するなど、研究開発に役立てるために活用させていただく予定です。なお、提出内容次第では、12月13日以降に提出された課題をコンテスト課題とする可能性がございます。

教育プログラム参加者募集について

教育プログラムに参加するための前提知識は何ですか?

本プログラムに参加するためには、線形代数学とプログラミングの基礎知識があることが望ましいです。
・線形代数学の基礎知識: 大学での線形代数学の基礎講義を履修し、線形空間や線形演算子(随伴演算子、固有値と固有ベクトル、線形演算子のクラス、スペクトル分解定理など)を理解していることを前提としています。
・プログラミングの基礎知識: 変数や関数の概念を理解しており、簡単なコード(例:Pythonにおけるif文やforループなど)を読んで理解できるレベルを想定しています。

教育プログラムの参加にかかる費用はありますか?

学習環境および教材の利用にあたり、以下のものを応募者自身でご用意いただく必要があります。
・インターネット環境および電子デバイス: ブラウザの閲覧、プログラミング、Web会議が可能な安定したインターネット環境と、PCやタブレット端末などの電子デバイスが必要です。これらは各自でご用意ください。なおプログラミングはブラウザベースで実行いただくことを想定しています。
・交通費: 対面でのプログラムに参加する場合、交通費は自己負担となります。

教育プログラムはオンサイト/オンラインどちらで開催する予定ですか?

自己学習プログラムはすべてオンラインで行います。講義についてはオンラインとオンサイトのハイブリッド開催を検討しています。遠方からの参加も考慮し、オンラインで参加可能なプログラムとする予定です。なお、オンサイトでの講義は東京都内にて実施予定です。

教育プログラムのためにどの程度の時間確保が必要ですか?

参加者の習熟度に応じて、講義が始まる1月中旬までの間に各自のペースで約20時間の自習を行っていただくことを想定しています。講義は現時点で、平日18時以降に週1回、2時間のセッションを全11回程度実施する予定です。

自己学習教材はいつごろ提供する予定ですか?

自己学習プログラムの教材は12月中旬に公開する予定です。

教育プログラムに参加する場合、すべてのプログラムに参加する必要がありますか?

本教育プログラムの成果を最大限に高めるため、すべての講義に参加することを強く推奨します。ただし、ご自身の習熟度やスケジュールに応じて、必要と思われるセッションだけを受講していただいても問題ありません。

18歳未満とは、いつの時点での年齢を指していますか?

満18歳に達しているかどうかは、2025年1月1日時点を基準として算定してください。

教育プログラム参加後の解決案募集や成果物募集への応募は必須ですか?

教育プログラムで学習した内容を活用する絶好の機会として、解決案募集や成果物募集への応募を前提にご検討ください。これらの募集には、チームを作って共同で応募することも可能です。

解決案募集・成果物募集について

解決案募集、成果物募集では連名や複数法人での応募は可能ですか?

解決案提示や研究開発の実施者は個人でも応募可能です。また、連名やグループでの応募も可能です。

海外の機関も応募可能ですか?

グループの一員として応募することができます。グループの代表者は日本国籍を有する者、もしくは日本の法人格を有する法人に所属する者である必要があります。

18歳未満とは、いつの時点での年齢を指していますか?

解決案募集への応募については2025年6月16日時点を基準として算定し、満18歳に達しているかどうかをご確認ください。

部分的に国の競争的研究費を用いているものを応募して問題ありませんか?

部分的に競争的研究費を用いているものは、応募対象として問題ありません。

他の受託事業・補助金等を受けているテーマで応募しても問題ありませんか?

国の補助金・受託事業と全く同一の内容での応募はNGとなります。

代表者もしくはメンバーを分ければ1社から複数応募可能ですか?

代表者と内容が重複していなければ、同一の企業・団体であっても、別の応募者とみなします。

解決案募集において、複数課題へ取り組みたい場合はどのように応募すればよいでしょうか?

複数課題に対する解決案の提示を希望される場合には、課題ごとに提出書類を作成いただき、応募フォームより課題ごとに解決案をご提出ください。

解決案募集の目標水準となっている、「2025年6月時点で利用可能な環境において、原理検証が可能な見込みがある。」とは、どのようなことを示していますか?

誤り耐性量子コンピュータを前提としたアルゴリズムを提案いただいた場合、現時点の量子コンピュータの開発環境上、アルゴリズム全体の検証は困難です。そのため、トイモデルによる検証を行う、又はエラーを含む中小規模の量子ビットのコンピュータ環境によって一部のアルゴリズムの検証を行うなどの計画をご提案いただくことを想定しています。

どの程度のレベルの成果物が求められますか?

解決案応募(2025年3月頃)は構想資料(文章、プレゼン資料等)で構いません。審査では何らかの実機・シミュレータを活用した研究成果を求めます。

コンソーシアムを組む場合、代表企業以外も採択企業として公開してもらうことは可能ですか?

希望する場合は事務局までご相談ください。

途中で個人応募から法人応募に切り替えることは可能ですか?

エントリー形態を法人応募に切り替えることは問題ございません。変更される場合にはなるべく早めに決定ください。また、決まりましたら事務局までお知らせください。

途中からメンバー追加・変更は可能ですか?

開発環境の利用等の点で調整が必要な可能性がございますので、事務局にご相談ください。

開発した技術の知的財産権は誰に帰属しますか?

開発者に帰属するのが基本的な考え方です(詳細はお問い合わせください)。

お問い合わせ

主催
経済産業省 イノベーション・環境局 イノベーション政策課
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
AI・ロボット部 量子ユニット

問い合わせ
NEDO Challenge, Quantum Computing “Solve Social Issues !”事務局
メール : qc-challenge@nedo-challenge.jp