NEDO懸賞金活用型プログラム/
量子コンピュータを用いた
社会問題ソリューション開発

2024年度〜2026年度

ニュース

  • NEDO量子懸賞金事業/教育プログラム・課題募集説明会の事前申込の受付を開始しました。(説明会への参加申込みフォーム
  • Webサイトを公開しました

事業概要

量子コンピュータのハードウェアは高度化が進んでおり、実課題解決に足る能力を備えつつあります。本事業では、高度化が進むハードウェアに対し遅延なくユースケース開発を進めるとともに、量子コンピュータを用いたソリューションを開発できる量子人材を増やしていくために、3つの枠組みを用意し、多くの方々のご参加を募集しております。

【課題募集】募集開始(2024年12月13日まで)

既に量子コンピュータに関する課題に取り組んでいる方のみならず、日々社会課題に向き合う事業者からも「課題そのもの」を募集することで、幅広くソリューションの可能性を追求します。

【課題解決案募集】2025年3月頃開始予定

上記でご応募いただいたさまざまな課題に対して、解決案を募集します。量子コンピュータ分野での専門家はもちろん、この分野へ飛び込みたい方も歓迎します。募集時期は3月頃を予定しています。

※応募開始前でも事前の問い合わせを受け付けます。

【参入者募集】募集開始(2024年12月13日まで)

量子コンピュータに取り組み始めた方や、これから挑戦したい方に対して、教育プログラムをご用意しております。量子コンピュータに関する知識を学び、ご自身の課題に取り組むことはもちろん、課題解決案募集へのご参加も大いに期待しております。

1. ビジネスの方へ

【自社課題を提示したい方】

本プログラムでは参加者が革新的なアプローチで問題解決に取り組む機会を創出します。

【量子技術を社内に取り込みたい方】

この機会に量子技術を社内に取り込みたい、というモチベーションでのご参加も歓迎します。

2. 研究開発を行いたい方へ

【量子コンピュータ専門家と組んで研究開発したい方】

本事業では社会的に価値ある課題案を広く社会全体から募集します。これまで量子コンピュータによるソリューションの対象となっていなかった分野も含めて利用の拡大を図るため、既成概念に囚われず奮ってご応募ください。応募された課題案は専門家の議論を経て最終化されます。

【自ら量子コンピュータを使って研究開発を行いたい方】

産総研のG-QuATをはじめとする最先端の量子コンピュータが開発環境として無償で提供されます。

3. 量子を学びたい方・学ばせたい方へ

最先端の量子コンピュータの活用方法をハンズオン支援を受けながら学ぶ機会を提供します。

4. 懸賞金に関心のある方へ

総額約2億円、優勝賞金2,000万円以上(現時点での想定)というNEDO Challengeとしては過去最大規模の賞金を用意していますので、奮ってご応募ください。

日程

日程
スクロールできます
  • 2024年10月30日〜12月13日
    • 課題募集期間
    • 量子参入者(教育プログラム)募集期間
  • 2025年1月中旬
    量子参入者募集(教育プログラム)
    結果通知
  • 2025年1月中旬〜2025年4月中旬
    量子参入者枠
    教育プログラム実施
  • 2025年3月中旬〜2025年4月中旬
    解決案募集期間
  • 2025年5月中旬
    解決案募集結果通知
  • 2025年5月〜2026年4月
    研究開発実施
  • 2026年5月ごろ
    成果物提出
  • 2026年夏(予定)
    表彰式
  • 教育プログラムに参加いただける方には事務局よりご連絡します。
  • 解決案応募のスクリーニングを通過したものに対しては開発環境の提供および専門家(メンター)によるメンタリングを受ける機会を提供します。

課題募集

量子コンピュータのポテンシャルを産業界や社会に広く認知させ、競争力の強化や革新的なサービス提供に繋げるため、さまざまなユースケースを創出することが必要です。しかし、現時点でのユースケースは限られており、量子コンピュータの可能性が十分に発掘されていないという課題があります。
これを踏まえ、本事業においては、以下の3つの領域に分け、多くの方からアイデアを募集しております。課題の応募にあたって、領域は自由に選んでいただいて構いません。迷われる方は、判断の目安を参考にしてください。
提供された課題に対して興味を持つ技術者と知り合う機会もあります。ぜひこの機会を活用していただければ幸いです。

課題領域
課題領域
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課題例・課題作成のアプローチ(参考)をダウンロードする

応募資格

専門知識や業界を問わず、どなたでもご応募いただけます。
自由で創造的な発想を持つ皆さまが、革新的なアプローチで課題解決に挑戦する場を提供いたします。

応募書類

応募書類は、下記の書類をご提出ください。指定された様式以外でのご応募は認められません。

募集期間

2024年10月30日 - 2024年12月13日

*募集期間終了後も継続してメールにて課題を受け付けます。

日程
スクロールできます
  • 2024年10月30日〜12月13日
    応募期間
  • 2025年1月中旬〜2025年3月中旬
    課題WGでの協議・最終化

    ※追加の課題提出も随時受け付けます

  • 2025年3月下旬
    コンテスト課題の発表・提案提出開始
  • 2025年5月ごろ〜2026年4月ごろ
    採択されたグループによる
    研究開発実施

応募方法

こちらより応募書類をアップロードしてください。

応募する
  • 当事業は、応募者からご提供いただく氏名等の個人情報について、個人情報の保護に関する法律および関連法令を遵守し、 本応募およびこれに関する当事業の目的にのみ使用します。
  • ご提出いただいた課題につきましては、内容を精査の上、必要に応じて事務局よりご連絡する場合がございます。ご了承の程お願い申し上げます。

解決案募集

課題募集にて選考された課題の解決を目指す方々を募集します。新たに量子コンピュータの領域に挑戦する方(下記1. 参入者枠)、量子コンピュータの研究開発に携わられている方(下記2. 技術者枠)毎に異なる参加枠を設けております。
懸賞広告は解決案募集が開始される2025年3月頃を予定しております。

参加形態

  • 1. 量子ソフト参入者・異分野エキスパート枠(参入者枠)
    • 量子化学計算や情報技術など深い専門知見を持つ方
    • 優れた数学能力やプログラミング能力をお持ちで、量子コンピュータの分野に挑戦してみたいという意欲をお持ちの方

      ※解決案募集前に量子コンピュータに関する教育プログラムを受講いただけます(詳細は教育プログラムの項を参照)。

  • 2. 量子ソフトウェア技術者枠
    • 量子コンピュータを用いた研究開発が経験あり、独自で課題に取り組める方

      ※希望者には最先端の量子コンピュータの実機・シミュレータを開発環境として無償提供します(提供開発環境の項を参照)。

現在は量子ソフト参入者・異分野エキスパート枠(参入者枠)向けの教育プログラム参加者を募集しております。
(その他の応募詳細は後日公開いたします)

応募資格

応募の代表者は以下の条件を満たすものとします。

  • 国内に居住し、日本の法人(会社、大学等)に所属する方。
  • 日本国籍を有する方。

その他詳細な条件は応募要項をご参照ください。

応募書類

(詳細は後日更新いたします。)

募集期間

2025年3月頃開始を予定しています。(詳細は後日更新いたします)

スケジュール
スクロールできます

応募方法

こちらより応募書類をアップロードしてください(2025年3月頃開始予定)。

応募する
  • 当事業は、応募者からご提供いただく氏名等の個人情報について、個人情報の保護に関する法律および関連法令を遵守し、 本応募およびこれに関する当事業の目的にのみ使用します。

留意事項

  • 提供開発環境の利用に際しては参加条件とは異なる要件が課されます。詳細は提供開発環境の項をご参照ください。

教育プログラム

新たに量子ソフトウェア領域に参入される方々(量子ソフト参入者・異分野エキスパート)を対象に、量子ソフトウェアを学ぶための教育プログラムを提供いたします。
(詳細は後日公開いたします。)

応募資格

以下のいずれかを満たす方を対象とします。

  • 国内に居住し、日本の法人(会社、大学等)に所属する方。
  • 日本国籍を有する方。

※ 本プログラムは以下のスキル保持を目安としています

  • 線形代数学の基礎知識
  • プログラミングの基礎知識

その他詳細な条件は応募要項をご参照ください。

応募書類

応募書類は、下記の書類をご提出ください。指定された様式以外でのご応募は認められません。

募集期間

2024年10月30日 - 2024年12月13日

スケジュール
スクロールできます

応募方法

こちらより応募書類をアップロードしてください。

応募する
  • 当事業は、応募者からご提供いただく氏名等の個人情報について、個人情報の保護に関する法律および関連法令を遵守し、 本応募およびこれに関する当事業の目的にのみ使用します。

留意事項

  • 教育プログラムは日本語での実施を基本とします。
  • 提供される開発環境の利用に際しては参加条件とは異なる要件が課される可能性があります。
  • 教育プログラム参加後に解決案募集に応募する場合には、所属組織に関する情報提供が必須となります。
  • 教育プログラムに参加した方には今後のプログラムの改善のためのアンケートにご協力いただきます。
  • 応募者多数の場合、教育プログラムの参加者を選考することがございます。

提供開発環境

最先端の量子コンピュータの実機・シミュレータを提供します。
(詳細は後日公開いたします)

選考・審査

(詳細は後日公開いたします)

懸賞金

総額約2億円、優勝賞金2,000万円以上
(現時点での想定。変更の可能性がございます。)

よくあるご質問

解決案応募について

海外の機関も応募可能ですか?

グループの一員として応募することができます。グループの代表者は日本国籍を有する者、もしくは日本の法人格を有する法人に所属する者である必要があります。

部分的に国の競争的研究費を用いているものを応募して問題ありませんか?

部分的に競争的研究費を用いているものは、応募対象として問題ありません。

他の受託事業・補助金等を受けているテーマで応募しても問題ありませんか?

国の補助金・受託事業と全く同一の内容での応募はNGとなります。

代表者もしくはメンバーを分ければ1社から複数応募可能ですか?

代表者と内容が重複していなければ、同一の企業・団体であっても、別の応募者とみなします。

どの程度のレベルの成果物が求められますか?

解決案応募(2025年3月頃)は構想資料(文章、プレゼン資料等)で構いません。審査では何らかの実機・シミュレータを活用した研究成果を求めます。

メンバーについて

コンソーシアムを組む場合、代表企業以外も採択企業として公開してもらうことは可能ですか?

希望する場合は事務局までご相談ください。

途中で個人応募から法人応募に切り替えることは可能ですか?

エントリー形態を法人応募に切り替えることは問題ございません。変更される場合にはなるべく早めに決定ください。また、決まりましたら事務局までお知らせください。

途中からメンバー追加・変更は可能ですか?

開発環境の利用等の点で調整が必要な可能性がございますので、事務局にご相談ください。

知的財産権等について

開発した技術の知的財産権は誰に帰属しますか?

開発者に帰属するのが基本的な考え方です(詳細はお問い合わせください)。

お問い合わせ

主催
経済産業省 イノベーション・環境局 イノベーション政策課
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
AI・ロボット部 量子ユニット

問い合わせ
NEDO Challenge, “Quantum Computing Solve Social Issues !”事務局
メール : qc-challenge@nedo-challenge.jp